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ときは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が上越新幹線の東京駅・越後湯沢駅・長岡駅 - 新潟駅間で運転している特別急行列車である。種別を示す色は赤()。 本項では、上越新幹線で運転されていた「あさひ」および、首都圏と新潟県を結んでいた優等列車の沿革についても記述する。 == 上越新幹線「とき」 == === 概要 === 新幹線の「とき」は、1982年11月15日に上越新幹線の各駅停車タイプの列車として運転を開始、速達タイプの列車は「あさひ」として運転を開始した。その後、1997年10月1日に東北・上越新幹線の列車名を運転区間別とする再編が行われ、東京駅・越後湯沢駅 - 新潟駅間の列車は速達タイプ・各駅停車タイプを問わず全て「あさひ」に、東京駅 - 高崎駅・越後湯沢駅間の列車は全て「たにがわ」となり、「とき」は一時廃止された。 しかし、「あさひ」は「とき」の消滅と共に登場した北陸新幹線(長野新幹線)の「あさま」と一文字違いで紛らわしく、利用客の中には高崎駅を過ぎたところで誤乗車に気付くなどのケースが多発した。またJRのみどりの窓口にある発券端末(マルス)には、社員の発券ミスを防ぐために漢字で「朝日」「浅間」と表示されていたほどである。「とき」は新幹線開業前日まで上野駅 - 新潟駅間を運行していた特急列車の名称でもあり、さらには「佐渡島のトキ」という観光資源とも関係の深い名であったことなどから、新潟県内を中心に「復活」を求める声が廃止直後から強く、新潟県などの関係機関からもJR東日本に対し列車名を「とき」に変更するよう要請が行われた。このような経緯から、2002年12月1日のダイヤ改正で東京駅・越後湯沢駅 - 新潟駅間を運転する列車が「あさひ」から「とき」に変更され、「あさひ」は廃止された。 なお、2階建車両「Max」で運転される列車は、「Maxとき」の名称で運転されている。 在来線では、1962年6月10日から1982年11月14日まで、上越線初の特急列車として「とき」が上野駅 - 新潟駅間を高崎線・上越線・信越本線経由で運転されていた。1972年10月にはエル特急に指定され、 1973年10月には13往復が運転され、上野駅・新潟駅の始発時刻は6時から18時台までほぼ1時間ヘッドで運転されるようになった。運行開始以来、約12年間は全列車に食堂車が連結されていたが、使用車両の置き換えに伴い1974年12月から食堂車のない列車が出現、1978年6月に全列車で食堂車営業を休止した。1982年11月の上越新幹線の開業によって廃止され、新幹線の名称として使用されるようになった。 また、「あさひ」は1960年から1982年まで仙台駅 - 新潟駅間を仙山線・奥羽本線・米坂線・羽越本線経由運転していた準急列車・急行列車の名称として使用されていた(「べにばな (列車)」を参照。)。なお、戦前には満州国で急行あさひが運行されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「とき (列車)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toki (train) 」があります。 スポンサード リンク
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